新千歳動物病院のブログ
北海道の新千歳動物病院での症例(病気、手術など)を掲載したり、病院内で起こった事柄などを日々、書き込むブログです。 可愛い動物に起こったことを、飼主さんに向けて情報を発信していきます。

プロフィール

動物病院 院長

Author:動物病院 院長
関西出身 47歳

獣医学博士
獣医麻酔外科学会 評議員

妻、子供、犬4頭、猫1頭、フェレット2匹
ハムスター2匹と暮らしています。

趣味;登山、犬と一緒にクロカンスキー。
   フライフィッシングも超初心者です。

 

 

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手術後の(フェレットの)副腎腺癌
 このブログでも何度か紹介したフェレットの副腎腺癌ですが。
この子は、昨年の12月に左の副腎に腫瘍が見つかり、摘出手術を受けた症例です。
この手術に関しては、過去のタイトルから確認してください。

 副腎腫瘍の手術は左の副腎を切除し、
『腺癌』と診断され、1ヵ月後の定期検診に来院されたときの発毛状況です。

 これは、術前の状態。

フェレットのオペ前


 術後1ヶ月の発毛状態です。
フェレットの術後 発毛状態

フェレットの術後 発毛2
 
 飼主さんは大喜びで来院されました。
「先生、こんなに毛が増えて、体重も・・・」という状況でした。
 飼主さん曰く、「顔も変わったと」とおしゃっていました。
きっと、全身の毛が増えて、かつ、毛質も変わるので、そういう風に見えるのですね。

 おなかの毛も刈りましたが、術後1ヶ月でこのようにボーボーになっています。
 
 フェレットの副腎腫瘍は良性のものと、悪性のものがあります。
術前に病理検査を行い、良性であれば、『リュ-プリン』のような
内科療法も選択できますが、悪性の場合、内科療法では難しいものがあります。
 しかし、術前の病理検査が難しいの現状です。

 本院では、副腎に腫瘍が見つかった場合は、本院では、外科手術を念頭に置いて
治療させていただいていますが、年齢、健康状態、飼主さんの考えなど
すべてを考慮し、内科・外科の治療法を考えています。
 
 この子の場合、内科療法をしていれば、
少しの改善は認められるもの、悪性腫瘍なので、
『リュープリン』を始めとする、治療を選択しないで良かったと
飼主さんも私も認識した症例でした。

 フェレットの副腎疾患に関しては
担当の獣医師と、飼主さんが様々なことをしっかりと話し合い、
ベストの医療を目指して行ければ幸いです。
 
 この子に関しては、
手術は飼主さんも本人も大変だったと思われますが、
治ってくれて良かったと思います。
 2ヵ月後にまた、検診がありますが、
この状態がずっと続くと良いですね。

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