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新千歳動物病院のブログ
北海道の新千歳動物病院での症例(病気、手術など)を掲載したり、病院内で起こった事柄などを日々、書き込むブログです。 可愛い動物に起こったことを、飼主さんに向けて情報を発信していきます。

プロフィール

動物病院 院長

Author:動物病院 院長
関西出身 50歳
獣医学博士

獣医麻酔外科学会 評議員
獣医腫瘍学会
獣医皮膚科学会
日本獣医師会
北海道小動物獣医師会

妻、子供、犬3頭、猫2頭、フェレット1匹
と暮らしています。

趣味;登山
   クロカンスキー
   自転車
   バイク
   川下り
   カヤック
   

 

 

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永久気管開口術に気管カニューレを装着したボーダーコリー
 首に腫瘍ができ、近くの病院を受診されました。
その病院では手術が難しく、大学病院に転院されました。
頸部の腫瘍が大きく、完全切除が難しく、腫瘍が
気管を圧迫しているので、永久気管開口術を行いました。

 術後は、呼吸も楽になり、良かったのですが、
徐々に、開口部が狭くなりました。
気管が狭い状態はこのようになっています。

P3271633_convert_20200330101139.jpg

近くの病院で、皮膚を引っ張る処置を行いました。
しかし、分泌液の増加に伴い、呼吸が苦しくなったので
当院に来院されました。

 手術した気管開口部は狭くなっており
再手術かを行うか、気管カニューレで
大きくするかご相談しました。
飼い主様は、再手術がかわいそうということで、
気管カニューレを挿入することを望まれました。

 気管カニューレは、犬用がないため、
人のカニューレを装着します。
この子は、すでに、手術にて開口していたので、
鎮静をかけて、挿管しました。
挿管した状態です。

P3271636_convert_20200330101225.jpg

カニューレは、分泌物で汚れるため、飼い主様自身で取り外しし
洗浄ができるようにしてあります。
気管カニューレは、メーカー、サイズなど
多くのものが発売されています。

P3271639_convert_20200330101051.jpg


 気管カニューレを装着後は、呼吸も楽になり
飼い主様も夜寝れないと、おっしゃっていましたが
よく眠れたと、安心されていました。

 今後は、自宅での洗浄、分泌物の除去などを行っていただきます。

 気管切開、気管開口術、気管カニューレなどの設置などは
専門的な知識が必要なため、外科専門医、循環器専門医
当院の獣医師、スタッフにご相談ください。


 
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