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新千歳動物病院のブログ
北海道の新千歳動物病院での症例(病気、手術など)を掲載したり、病院内で起こった事柄などを日々、書き込むブログです。 可愛い動物に起こったことを、飼主さんに向けて情報を発信していきます。

プロフィール

動物病院 院長

Author:動物病院 院長
関西出身 50歳
獣医学博士

獣医麻酔外科学会 評議員
獣医腫瘍学会
獣医皮膚科学会
日本獣医師会
北海道小動物獣医師会

妻、子供、犬3頭、猫2頭、フェレット1匹
と暮らしています。

趣味;登山
   クロカンスキー
   自転車
   バイク
   川下り
   カヤック
   

 

 

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猫の子宮粘液症と卵巣嚢腫の外科手術
 猫の子宮疾患には、腫瘍、蓄膿症、粘液症などがあります。
どの疾患も、発見が遅れることが多い疾患です。
この子は、肥大型心筋症の治療を数年前から行なっていました。
治療に伴い、年に2回心臓の超音波検査、血液検査、レントゲンを行なっています。
今回は、定期検査で腹部のエコー検査を行いました。
超音波検査中に、子宮の拡張、卵巣の腫大を認めました。
 血液検査、レントゲンに異常はなく、
食欲元気もありました。

 超音波検査の結果から、子宮粘液症、卵巣の嚢腫を疑い
手術を提案させていただきました。
 
飼い主様は麻酔が可能なら手術を希望されたので、
心電図検査、pro-BNP,NT-proBNPの検査により
麻酔が可能であることを説明し、手術を行いました。
 
 心筋症の治療で、血栓予防のため、血栓溶解剤を使用しているので
可能な限り、出血を起こさないよう、半導体レーザー、
超音波メスを使用し、卵巣子宮を20分で切除しました。
麻酔時間は30分と短時間で終わりました。

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術後は、すぐに目が覚めて、待合室でお待ちしていただいていた
飼い主様と面会もできました。

 2日後には、食事もたべれるようになったので
無事、退院となりました。

 今回は定期検査で卵巣、子宮に疾患が見つかり、
元気なうちに手術ができました。
心臓病のある子でも、麻酔管理、手術時間の短縮で
問題なく、手術が可能になっています。

 心臓病は今後も、治療が必要ですが
ご家族と一緒に生活ができるようになり
飼い主様も喜ばれていました。



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