新千歳動物病院のブログ
北海道の新千歳動物病院での症例(病気、手術など)を掲載したり、病院内で起こった事柄などを日々、書き込むブログです。 可愛い動物に起こったことを、飼主さんに向けて情報を発信していきます。

プロフィール

動物病院 院長

Author:動物病院 院長
関西出身 47歳

獣医学博士
獣医麻酔外科学会 評議員

妻、子供、犬4頭、猫1頭、フェレット2匹
ハムスター2匹と暮らしています。

趣味;登山、犬と一緒にクロカンスキー。
   フライフィッシングも超初心者です。

 

 

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猫のFIV(猫エイズ)ワクチン発売
 猫にとって、怖いウイルス疾患として
FeLV(猫の白血病)、FIV(猫のエイズ)がありました。


 下記のイラストのように口内炎がひどくあり
お口が臭い、食欲があるのに食べれないなどの症状で来院されます。
 (猫の病気から転写)
 

口内炎 猫エイズ

FeLVに関しては数年前からワクチンが発売され、
現在では、5種、7種と他のウイルスと混合され、接種できます。
 しかし、FIVだけは、2003年にアメリカで発売されているものの
日本での発売はされていませんでした。
 2007年に日本で認可を受け、本年から発売されました。
ワクチンは初年度は3回接種、その後は1年追加、接種となります。

 このワクチンにはFIV陽性の猫ちゃんを治す事は不可能で
予防のみに特化したワクチンです。

 お外に行く機会が多い猫、すでに感染している猫ちゃんと接触のある猫ちゃんは
是非、接種されたほうが良いかも知れません。

 このワクチンに関しては、問題点もあります。
このワクチンは接種後から抗体が上がるため、
他の猫から移ったのか、それともワクチンで抗体が上がっているのか
誰にも分からなくなる可能性があります。

 この点に関しては、マイクロチップを接種した個体に入れておく以外に
問題を解決することは難しいかもしれません。
しかし、マイクロチップを猫に入れるのも、抵抗がある方も少なくないことなどから
ワクチンによる抗体の上昇か、感染による抗体の上昇かを判断できる
プロウイルス巣やウイルスRNAを検出するPCRなどの検査系を
確立できれば良いのですが。

 猫ちゃんにとってはひとつ、治らない病気が予防できる術が
できたことは良いことです。
 猫ちゃんにとっては3回も接種されるのは勘弁して欲しいでしょうが、
これで、安全なら少し我慢してください、なるべく痛くないよう接種しますので。。。
 
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