新千歳動物病院のブログ
北海道の新千歳動物病院での症例(病気、手術など)を掲載したり、病院内で起こった事柄などを日々、書き込むブログです。 可愛い動物に起こったことを、飼主さんに向けて情報を発信していきます。

プロフィール

動物病院 院長

Author:動物病院 院長
関西出身 48歳
獣医学博士

獣医麻酔外科学会 評議員
獣医腫瘍学会
獣医皮膚科学会

妻、子供、犬4頭、猫2頭、フェレット1匹
と暮らしています。

趣味;登山、犬と一緒にクロカンスキー。
   

 

 

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

再発を繰り返す腫大した脂肪腫の外科手術
 犬の皮下に柔らかいイボがあると
来られた場合、多くが脂肪腫です。
 脂肪腫は、犬の皮下に発症する良性の腫瘍で
毎日のように、診察しています。

 この腫瘍は、再発が多く、
過去に何度か手術を行ったという方も
多くいらっしゃいます。

 この子も、以前、他の場所に脂肪腫が
発症し、手術をした経験があります。
 今回も、背中にイボがあり、念のため
病理検査で脂肪腫と診断していました。
 飼主様は、手術はちょっと。。。ということで
大きくなったら考えますと、経過を見ていました。

 8ヶ月後に、大きくなったので
みて欲しいと来院されました。
 毛を刈ると、明らかに腫大した脂肪腫があり、
飼主様も、ここまで大きくなるのかとびっくりされていました。

P1060847_convert_20170912164911.jpg

脂肪腫の治療法は、外科療法しかなく、
内科療法には反応しません。
 飼主様も、以前の手術の際、説明を聞いていただき
手術を希望されました。

P1060849_convert_20170912164930.jpg

 手術は、簡単な手術なので、半日入院です。
術後も、激しい運動をしなければ、問題なく
日常生活は送れます。

 脂肪腫は再発予防、内科療法がないことから
診断をつけ、手術まで行うかは飼主様と相談になります。
 脂肪腫の中には、大きくならないものもあります。
逆に、このように大きくなる腫瘍もあります。
 飼主様は毎日、腫瘍を見ているので
大きくなっていることに気づかないことも多くあります。
 脂肪腫で手術を行わない場合、
定期的に診察にお越しになるか、トリマーさんに
大きくなっていないか、触ってもらうことも大切です。

 この子は、無事に手術が終わりました。
再発が無いことを願うばかりです。
スポンサーサイト

トラックバックURL:

copyright 2005-2007 新千歳動物病院のブログ all rights reserved. powered by FC2ブログ. designed by sherrydays.