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新千歳動物病院のブログ
北海道の新千歳動物病院での症例(病気、手術など)を掲載したり、病院内で起こった事柄などを日々、書き込むブログです。 可愛い動物に起こったことを、飼主さんに向けて情報を発信していきます。

プロフィール

動物病院 院長

Author:動物病院 院長
関西出身 48歳
獣医学博士

獣医麻酔外科学会 評議員
獣医腫瘍学会
獣医皮膚科学会
日本獣医師会
札幌小動物獣医師会

妻、子供、犬3頭、猫2頭、フェレット1匹
と暮らしています。

趣味;登山、犬と一緒にクロカンスキー
   自転車
   バイク
   川下り
   

 

 

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5年後に再発したMダックスの椎間板ヘルニアの外科手術
 椎間板ヘルニアは、骨異栄養犬種に多く発症し、
4〜8歳に多発すると報告されています。
 日本では、Mダックスフンドに多く発症し、
当院でも、毎日のように来院されています。
手術まで行うことは少なく、グレード3以上の子に
限られています。
 グレード2までは、内科療法で経過を見ます。
グレード3以上は、内科療法で経過を見るか
手術を行わないと悪化もしくは、歩けなくなる子もいます。
 
 この子は、5年前に椎間板ヘルニアを起こし、
内科療法で経過を見ていたところ、改善せず
外科手術を行い、歩けるようになりました。

 3週間くらい前に、「なんかおかしい」と来院されましたが、
内科療法で、改善したので、様子を見ていたところ、
急に朝から歩けなくなり、グレード3で来院されました。
すぐに、MRIを撮影し、前回手術した腰椎2−3椎間より
前側の第13胸椎と第1腰椎の間に椎間板ヘルニアを認めました。
 飼主様の意向で手術となりました。
手術は、脊髄を圧迫していた椎間板物質を取り除き、
圧迫を解除したら、脊髄は正常の位置に戻りました。

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 手術時間は1時間で終了し、2日後には退院となりました。
手術後は、自宅でのリハビリ、病院でのリハビリ、理学療法を
行いました。
 
 椎間板ヘルニアの再発は
ある報告では、17.3%と高く、他の報告では26.5%と様々です。
国内の報告では、未去勢の雄に多いことも示唆されています。
 再発率の高い子のレントゲンは、椎間板の石灰化が認めれらており
レントゲンにて、石灰化を認めた場合、再発予防に努めた方が
良いでしょう。

 再発予防には、コルセット、生活環境の整備、
運動、サプリメントなど、その子にあった予防法を提案しています。

 

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