新千歳動物病院のブログ
北海道の新千歳動物病院での症例(病気、手術など)を掲載したり、病院内で起こった事柄などを日々、書き込むブログです。 可愛い動物に起こったことを、飼主さんに向けて情報を発信していきます。

プロフィール

動物病院 院長

Author:動物病院 院長
関西出身 47歳

獣医学博士
獣医麻酔外科学会 評議員

妻、子供、犬4頭、猫1頭、フェレット2匹
ハムスター2匹と暮らしています。

趣味;登山、犬と一緒にクロカンスキー。
   フライフィッシングも超初心者です。

 

 

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若齢のペキニーズの椎間板ヘルニアの外科手術
 犬の椎間板ヘルニアが人のように発症することは
御存知だと思います。

 犬の椎間板ヘルニアの発症年齢の多くは
4歳から8歳がほとんどです。
 犬種は、骨異栄養症犬種で多く、
当院でも発症の多くは、Mダックス、ビーグル、Fブルが
多くを占めています。

 もちろん、ペキニーズも同様です。
椎間板の変性は、6か月齢から2歳までの間に
発症するため、症状が出てくるのが4歳くらいからと言われています。

 この子は、1歳2か月で初めて椎間板ヘルニアを発症しました。
その時は、内科療法で治癒したのですが、
1歳10か月の時に再発し、以前よりも悪化して来院されました。

 『動かない』という主訴で病院に行かれたようです。
 その後、日に日に症状が進行し、当院に紹介で来られた際は、
すでに、後肢の麻痺が進行していました。

 飼主さまに、病態が進行しておることから、
CTでの精査をお勧めしました。
 CTの結果、胸椎の13番目と腰椎1番目に責任病変があり
椎間板も突出していました。
 その日のうちに、椎間板ヘルニアの除去を行う手術を行いました。

椎間板ヘルニア 分類 画像

 ペキニーズの椎間板ヘルニアのほとんどが、
上記の Hansen TypeⅠであることが多く、術後の回復も
良く、ほとんどが歩行可能になります。

 椎間板ヘルニアの手術は、1時間で終了しました。
術後は、2日後に退院していだき、自宅で安静に過ごしていただきます。

術後からゆっくりとではありますが、歩けるようになり
現在は歩けるようになりました。

 飼主さまの決断が、早く、経過を観察せずに
精密検査、手術となりました。

 当院では、手術を行わず、内科療法やレーザーなどで
治癒する子も多いため、手術の判断は、検査の後、
飼主さまと御相談させていただいております。

 脊髄疾患は、早期の検査と安静が一番重要です。
その後の、治療に関しては、検査により、異なります。

 詳しくは、担当獣医師を御相談ください。
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