新千歳動物病院のブログ
北海道の新千歳動物病院での症例(病気、手術など)を掲載したり、病院内で起こった事柄などを日々、書き込むブログです。 可愛い動物に起こったことを、飼主さんに向けて情報を発信していきます。

プロフィール

動物病院 院長

Author:動物病院 院長
関西出身 48歳
獣医学博士

獣医麻酔外科学会 評議員
獣医腫瘍学会
獣医皮膚科学会

妻、子供、犬4頭、猫2頭、フェレット1匹
と暮らしています。

趣味;登山、犬と一緒にクロカンスキー。
   

 

 

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寒い時期の猫の尿石症
 雪が降るか降らないか、寒いと感じる頃に猫ちゃんが多く来院されます。
そのほとんどが、感染症と尿石症です。
 尿石症?膀胱から尿道にかけて、おしっこに砂などの結晶が混じり
排尿困難や、排尿障害になる病気です。
 この子は、以前にもこの尿石症で治療し、再発した子です。

猫の血尿

再発の原因は、お食事、キャットフードに問題がありました。
尿石症の原因は、3つあります。
 1.猫の体質の問題
 2.飲水量の問題
 3.キャットフードの問題

 1.2の問題は体質、水を飲む量なので、飼主さんにはどうしてあげることもできません。
3.はキャットフードに含まれるカルシウム、マグネシウム、リンの問題、また、
それに伴う飲水の量が関係しています。

 この子は、市販のお食事だと食事中のリンとマグネシウムの量が多く
それをおしっこで排泄するため、おしっこの中にマグネシウムとリンの結晶ができやすく
それが、おちんちんの出口に詰まったようです。
また、膀胱の中で炎症を起こし、このような真っ赤なおしっこになりました。
中には、その尿石がおちんちんに詰まり、手術を受けないといけない場合があります。

 本院では不妊手術した猫ちゃんの飼主さんには
不妊していない子よりも尿石症のリスクが高くなることをお伝えし、
もし、この子のような症状が出た場合は、すぐに来院していただき、
検査、診断、治療を行います。

 治療法は、ほとんどの場合、お食事がメインの治療になります。
食事に含まれる成分に問題があるので、適切な食事をお勧めしています。
 
 手術まで行く子は少ないですが、中には手術以外に助けれない場合もあります。
冬になる前に、再度、お食事の見直しと、飲水の確保をお願いいしています。
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