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新千歳動物病院のブログ
北海道の新千歳動物病院での症例(病気、手術など)を掲載したり、病院内で起こった事柄などを日々、書き込むブログです。 可愛い動物に起こったことを、飼主さんに向けて情報を発信していきます。

プロフィール

動物病院 院長

Author:動物病院 院長
関西出身 48歳
獣医学博士

獣医麻酔外科学会 評議員
獣医腫瘍学会
獣医皮膚科学会

妻、子供、犬4頭、猫2頭、フェレット1匹
と暮らしています。

趣味;登山、犬と一緒にクロカンスキー。
   

 

 

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ブルドッグのチェリーアイの外科手術
 チェリーアイは、犬に多く発症する
瞬膜の中の瞬膜腺の変性を伴う、疾患です。

 瞬膜腺の変性とは、軟骨が変形し
眼瞼部より飛び出す状態です。
原因は不明ですが、1歳未満で発症するタイプは
遺伝性も考えられています。
 一度発症すると
再発を繰り返すことがあります。
片側のみ発症するタイプと、
両側に発症するタイプがあります。
 
 この子も、出た時は目に点眼麻酔を行い
元に戻しましたが、再発したため手術となりました。

P1060910_convert_20171027153304.jpg

 手術は、埋没縫合と、摘出があります。
縫合法は、再度、出なくするため瞬膜に埋没させる方法で、
摘出は、瞬膜腺のみ切除します。

 以前は、瞬膜腺を切除すると
ドライアイになると言われていましたが、
摘出する場所と切除部位が正しければ
問題ないと言われています。
大学病院でも切除法を行っている先生もいます。
 
 手術法に関しては、
麻酔時間、出血量などを考慮し、手術法を
選択しています。
どちらの手術も全身麻酔下で行います。

 手術法に関しては、
担当獣医師と、犬種、年齢などを含め
ご相談の上、決定されることをお勧めします。

 

 
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耳介辺縁皮膚症の検査と治療
 犬の耳の端っこの毛が抜けてきた。
痒がっていない、擦っていない、気にしていない。。。
こんな症状が出ている、Mダックス、Fブル、イタグレ、柴犬の
飼い主様はいませんか?

 Mダックス、Fブルの飼い主様が
「耳の先端の毛が抜けてフケが出てるので何でしょうか?」と
来院されてる方がいらっしゃいます。

 耳の辺縁の毛が抜ける場合、
犬種と、年齢、皮膚病の有無を確認して
診断をつけます。

 現在、この病気は、
・脂漏症
・自己免疫疾患
・アトピー
・アレルギー
・糸状菌症
・ビタミン不足
・血管障害
など、様々な原因が言われています。
しかし、特定するまでに時間がかかることが多いようです。
診断名は、耳介辺縁皮膚症と言います。

DSC01973.jpg

DSC01974.jpg

 この子は、治療を始めて
2ヶ月目です。
以前は、かさぶたと、脱毛がひどく
飼主さまもかなり心配されていました。

 本院では、飼い主様にお時間がかかること、
お話に時間をいただくことを了解していただき
治療を行っております。
 当院での治療では、ほとんどの子が
治るか、改善しています。

 まずは、診察で除外診断が必要で、
飲み薬で経過を見ています。
 
 この疾患に関しては、
確実な治療法はありませんが、
当院で行っている治療法にて
多くのフレンチブル、チワワ、ダックスの子が治癒しています。
 痛みや苦しさを伴う治療ではないので
治らない、もっと良くしたいと考えている飼主さまは
担当獣医師にご相談ください。

治療には、2〜6ヶ月必要ですが、
根気よく、担当獣医師とお話をしながら
治療計画を立ててください。


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