新千歳動物病院のブログ
北海道の新千歳動物病院での症例(病気、手術など)を掲載したり、病院内で起こった事柄などを日々、書き込むブログです。 可愛い動物に起こったことを、飼主さんに向けて情報を発信していきます。

プロフィール

動物病院 院長

Author:動物病院 院長
関西出身 47歳

獣医学博士
獣医麻酔外科学会 評議員

妻、子供、犬4頭、猫1頭、フェレット2匹
ハムスター2匹と暮らしています。

趣味;登山、犬と一緒にクロカンスキー。
   フライフィッシングも超初心者です。

 

 

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

中高齢で発症した環軸亜脱臼の非外科的治療法
 『元気がない』、『何かおかしい』と
中高齢のワンちゃんが2頭来院されました。
 
 お話を聞くと、病院ではある程度、元気にしていますが、
いつもの元気はないように思えます。
 さらに、お話を聞くと、いつもは喜ぶのに喜ばなかったり、
はしゃぎまわるのに、はしゃがないとか、
飼主さんの、お話は様々です。

 こういった場合、年をとり元気がないのか、
もしくは、病気なのか、判断が難しいところです。

 このような時は、まずは、触診が重要になります。
触診とは、飼主さんが触らない場所や、触り方を変えてみます。
 半分くらいの、ワンちゃんは何がしか、触診で反応があります。

 今回、中高齢になり、環軸亜脱臼と診断された3頭の
お話をいたします。
 環軸亜脱臼とは、第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)が
脱臼している病気です。
亜脱臼というのは、完全に脱臼しているのではなく、
『ずれている』状態を示しています。
 診断は、レントゲンもしくは、CTによる画像診断になります。
 3頭は、犬種も様々で、年齢も7歳から14歳まで幅広いのが特徴です。

 環軸亜脱臼は、先天性のことが多く、
生後間もなくか、1歳までの症状が出てきます。

 3頭とも、8歳以上の小型犬です。
犬種はチワワ、シーズー、プードルです。

環軸亜脱臼の固定

若い子の場合、手術適応になることが
多いのですが、高齢子この場合、不安定症がメインなので
痛みはありますが、神経症状がありません。

 今回、3例とも、精密検査の結果、
手術適応ではありませんでした。

 3頭中の2頭は、環軸亜脱臼とは別に
先天性の疾患も併発していました。

 このように、頸椎の疾患を先天性に抱えている場合、
他にも病気が無いか、精密検査が必要であることが多く、
環軸亜脱臼と診断された場合、更なる検査を必要とします。

 発作、歩行困難などの症状が伴う場合は
外科適応となることが多いのですが、痛みや
行動の変化などが主症状であれば、内科療法だけでも
改善が認めれることが多いようです。

 当院では、各患者様の状態に合わせて
当院で作成した、コルセットを造らせていただいております。

 詳しくは、獣医師、スタッフまでご相談ください。
 
スポンサーサイト
子猫の里親募集
 本院の患者様のお宅で
新しい命が誕生しました!!

 子猫の里親様を大募集しております。
是非、里親にとお考えの方は、病院に御連絡ください。
 下記に写真を掲載しております。
写真に写っていないかわいい子もいます。

 里親猫

 雑種猫、生後約2カ月です。

 一番かわいい盛りです。
一生、寄り添っていただけることを望んでいます。

 PS. 8月22日現在の情報ですので、
    すでに、里親様のお宅で幸せになっている場合もございます。
    その際は、すみません。。。

copyright 2005-2007 新千歳動物病院のブログ all rights reserved. powered by FC2ブログ. designed by sherrydays.