新千歳動物病院のブログ
北海道の新千歳動物病院での症例(病気、手術など)を掲載したり、病院内で起こった事柄などを日々、書き込むブログです。 可愛い動物に起こったことを、飼主さんに向けて情報を発信していきます。

プロフィール

動物病院 院長

Author:動物病院 院長
関西出身 47歳

獣医学博士
獣医麻酔外科学会 評議員

妻、子供、犬4頭、猫1頭、フェレット2匹
ハムスター2匹と暮らしています。

趣味;登山、犬と一緒にクロカンスキー。
   フライフィッシングも超初心者です。

 

 

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犬へのPRP療法(Platelet Rich Plasma)
  人の皮膚科、美容形成外科、整形外科、さらに、歯科でも
利用され始めているPRP療法を犬や、猫、本院ではウサギにも使用しています。

 スポーツの世界では、野球選手の治療に用いられています。
詳しくは、最下欄に記載していますので、興味ある方はご覧ください。

 本院では、骨折の治療の補助、皮膚欠損、関節疾患などに
使用しています。

 今回は、骨折の治療に使用しました。
 骨折はプレートを使用し、治癒していますが,
飼主さんが留守の間に、再骨折してしまいました。
 プレートへの影響はありませんが、骨折線は顕著に
レントゲンで認められました。

 飼主さんには、手術の必要はありませんが、
再骨折の治癒には、骨に活性を与えた方が治癒が早いと
お伝えし、PRP療法を行いました。

 以前、本院ではウサギの複雑骨折に使用した経緯があります。
通常は海面骨移植を行いますが、この子の様に再度、手術は・・・・と
いう方には、良い方法になります。

 患者さんから約20ml血液を採取し、PRP作成キットを使用します。

 PRP キット1

作成キットは、京セラから発売されています。
現在、日本では未発売で海外向けになっています。

 PRPキット2


 PRP自体には、何も足さないので、患者さんにはアレルギーなどの心配はありません。
人の場合、コラーゲンや促進因子などを添加する場合が多いので、
副反応もあるようです。

 PRP 注射

 
 現在、痛みも無く、副反応もなく、元気にしています。
飼主さんも、元気すぎて再骨折が心配になると言っていました。
 下記に、新聞からの抜粋を掲載しておきます。


 スポーツ報知から抜粋した記事です。
 PRP療法とは、自らの血液から摘出した多血小板血漿(けっしょう)を患部に注射し、損傷部分の回復を促す治療法。今季、ヤンキース・田中将大投手(25)が7月に右肘じん帯の部分断裂で離脱した際に行い、最初の3週間はノースロー調整。約2か月後に実戦に復帰している。
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