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新千歳動物病院のブログ
北海道の新千歳動物病院での症例(病気、手術など)を掲載したり、病院内で起こった事柄などを日々、書き込むブログです。 可愛い動物に起こったことを、飼主さんに向けて情報を発信していきます。

プロフィール

動物病院 院長

Author:動物病院 院長
関西出身 50歳
獣医学博士

獣医麻酔外科学会 評議員
獣医腫瘍学会
獣医皮膚科学会
日本獣医師会
北海道小動物獣医師会

妻、子供、犬3頭、猫2頭、フェレット1匹
と暮らしています。

趣味;登山
   クロカンスキー
   自転車
   バイク
   川下り
   カヤック
   

 

 

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ダックスの異物
 『異物』といえば、
すぐに何か食べた、飲んだと思われる方はかなりの勉強家です。
ほとんどの飼主さんは『異物』といえば、何かできているの?と聞かれます。
 
 この子は、夜中に「鳥の骨をそのまま食べた」と電話があり、
念のために、急患で診察しました。
 レントゲンを撮ると、明らかに胃の中に骨らしきものが・・・。いわゆる『異物』です。
飼主さんにも確認していただき、内視鏡で取るか、それともお腹を開けるかで
ご相談をし、骨であること、かなり大きいことから開腹手術となりました。

 手術で胃を1cmくらい切開し、骨を取り出すと、
飼主さんから骨だけ飲んだと聞いていましたが、
しかし、骨だけではなく、それ以外も食べていたようでした。


胃内異物 骨 術中
 
 さらに、胃から出てきた骨は、飼主さんがおっしゃっていた
『そのまま』ではなく、折れて尖っていました。
 また、骨以外のものは『栗』でした。

胃内異物 骨

 栗に関しては飼主さんは記憶に無いとのことでした。
 しかし、これらの異物も小さい傷で済み、手術もすぐに終了し
2日後に退院され、その1週間後に抜糸を行いました。

 現在は床に物を落とさないよう、気をつけて生活して頂いています。
異物の代表犬腫は『Mダックス』です。
ダックスの飼主さんは、『異物』にお気をつけください。
早くに気づいてあげれば、手術ではなく、
内視鏡、催吐処置などでほとんどの場合、済みますよ。
 やはり、早期発見、早期治療がベストなのでしょうね。
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異物
 犬、猫が吐いた、食欲がない、下痢したと来院されると
僕たち獣医さんは変なものを食べているのでは?と想像します。

 本院でもほぼ毎週、食べてはいけないものを食べて来院されます。

 今回の症例は数日前から朝方に黄色液を吐くと来院されました。
以前もチョコレートを食べて、死ぬ思いをされていました。
 飼主さんが変なものを食べていることはないと思うということでしたが、
レントゲンを撮るとお腹の中に明らかな異物の陰が。。。
 そのときのレントゲン写真がこれです。白く浮かび上がっているので
飼主さんも一発で理解されました。
異物レントゲン2

異物レントゲン


 胃の中にあるので、すぐに催吐処置をしましたが、5回吐いても異物は出てきません。

 そこで、内視鏡の出番です。
麻酔をかけて、内視鏡を操り、胃の入り口に転がっていました。
 バスケットという、器具を使い無事に石を取り出して、
その日のうちに退院です。
石

 今までは、吐くまで催吐処置を繰り返すか、
お尻から出るのを待つかでした。
 
 でも、内視鏡があるので、ここ数年はお腹を開けることが激減しました。
今まで、内視鏡で出したものは、、、
  ・爪楊枝
  ・お金
  ・ピアス 
  ・釣り針
  ・入れ歯 などなど
何でも食べてしまうんですね。

 『異物大魔神』と僕がいう犬種はMダックス!!間違いなくNo.1です。

 飼主さんもうちの子は大丈夫と思わず、
動物の口の届く場所に危ないものは避けてください。

 注意していても、この子の様に石をどこかで食べるとなると
困ってしまいますね。

 今回の患者さんはすぐに異物が見つかり、
内視鏡まで行えたので、良い結果がでました。
 
 これに懲りて、変なものを食べないと良いですね。





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